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2024年1月26日

英語教育情報vol 1

 

こんな記事がありました。ご参考に

 

来春私立中入試に「英語枠」続々・・・
帰国生入試が厳格化、国内インター校生の獲得狙い

2023/12/26 15:00 読売新聞オンライン

来春の首都圏の私立中学一般入試で、主に英語力で合否が決まる入試の新設が相次いでいる。東京都では2024年度入学者の選抜から入試ルールが徹底され、国内のインターナショナルスクール(インター校)からの受験生の多くが、帰国生入試に出願できなくなった。グローバル教育の推進や難関大学合格実績の向上を狙い、高い英語力を備えたインター校生の獲得に、各私立中が動いている。

 

大学受験を見据え

 

「Your pronunciation is beautiful.(発音がきれいですね)」

 

英語教育情報vol 1

 

新設する英語入試の説明をする和洋九段女子中の担当教員(11月上旬、東京都千代田区で)

 

11月上旬、和洋九段女子中(東京)で開かれた、首都圏模試センター主催の新入試体験会。同中の外国人教員が、新設される「英語インタビュー入試」を試した小学生に語りかけた。体験会に登場した8校のうち、英語入試を紹介したのは3校。日本語と英語の面接で選抜する「英語資格型入試2」などを新設する城西大学付属城西中(東京)の担当者は「英語力を備えた生徒の獲得は、難関大学の合格実績に直結する。他の生徒にも良い刺激になる」と話す。

進学塾「栄光ゼミナール」によると、首都圏の私立中学約300校のうち25校が来春、英語での選抜枠を新設する。その背景には、2020年度から小学校で英語が教科化し、入試で課すハードルが下がったことや、グローバル教育に力を入れる学校が人気を集めていることがある。もう一つの要因は、24年度入試から、都内の私立中が実施する帰国生入試のルール厳守が求められたことだ。

 

「青田買い、不公平」

入試ルールを申し合わせている「東京私立中学高等学校協会」によると、帰国生入試の対象者は「海外在住経験が1年以上あり、帰国後3年以内」が条件。だが、都内のある私立中の校長は、「高い英語力が見込める国内のインター校生には、海外在住経験などの条件を満たさなくても帰国生入試の受験を認めていた」と打ち明ける。

昨年までは帰国生入試の実施時期のルールもなかった。近年は、インター校生らを早期に囲い込むために、早い学校では入学前年の10月中旬から帰国生入試を行っていた。同協会では、今年から帰国生入試は11月以降の実施で申し合わせた。

同協会の近藤彰郎会長は「実質的な青田買い。(東京都では)2月1日の一般入試解禁を守る受験生にも不公平だ」と話す。

栄光ゼミナール入試情報センター責任者の藤田利通さんは、中学受験の主流は国語や算数、理科、社会の4教科で、英語での選抜枠の募集人数も限られるとし、「英語が好きで得意な子ならともかく、従来の4教科の勉強に英語を追加し、子供に過度な負担にならないように保護者は注意してほしい」と話していた。

 

<この記事からのコメント>

 

実は、このようなことは、すでに起きています。私立の小学校では、英語のできる生徒確保のためにインターナショナルプリスクールの卒園者の入学を積極的にしています。その背景には、英語ができることで、英語学習の負担が少なく、その分他の科目に時間をかけられることで、総合的成績が良くなるという視点からです。高校入試でも大学受験でも、英語の配点ウエイトは高いので、早くから英語を身につけていることが、受験にも有利に働き、進学実績が上がるからなのです。B Dの卒園生も多く私立に行っていますが、皆さん英語は抜群にできています。入試になってくると英語の総合力が求められるので、「聞く」・「話す」・「書く」・「読む」四技能を満遍なくして幼児期から学んでいくことが大切だと、考えています。

 

B D代表 石川雅久

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